小児矯正

(予防矯正とは・プレオルソ・床矯正・ワイヤー矯正)

小児矯正について

お子さまの気になる歯並びの矯正。
小児矯正は、お子様の歯の生え変わり時期と年齢によって処置の方法や期間が変わってきます。
詳しくご紹介します。

予防矯正について

【年齢】約3〜8歳の間【期間】約半年〜1年

予防矯正とは?

予防矯正とは?

予防矯正(3〜8歳)とは、
取り外し可能な、柔らかい素材の
マウスピースを使用し、
お子さまのお口の周りの筋肉と舌を鍛え、
“正しい機能”に改善する機能訓練
(口腔筋機能治療(MFT))を行い、
大人の歯に生え変わった時に
綺麗な歯列へと導くための矯正治療です。

口腔筋機能療法(MFT)とは?

口腔筋機能療法(MFT)とは?

口腔周囲筋の鍛えるためのワイヤーを使わない、プレオルソなどに代表される
マウスピースをご自宅で着けてもらいながら、
歯医者さんで指定されたプログラムに沿って
正しい呼吸・舌の位置・嚥下(飲み込み方)・姿勢へと導くためのトレーニングを行う、矯正治療のひとつです。

プレオルソとは

プレオルソとは

「プレオルソ」は、現役の歯科医師(矯正専門)が開発した取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。

こんなクセ・症状があるお子様はお早めに

こんなクセ・症状があるお子様はお早めに

●口が開いていることが多い
●外から舌が見えることが多い
●姿勢が悪い・猫背
●言いにくい言葉がある
●食事中に水やお茶をよく飲む
●よく咬まずに食べる
●固い食べ物が苦手
●食事中、口を開けたまま咬んでいる
●食べこぼしが多い ●口臭がある
●すぐに風邪をひく ●匂いに鈍感
●アレルギー体質  ●歯並びが悪い
●虫歯が多い

舌癖(ぜつへき)について

お子さまの行動で「口をポカーンと開けて舌が出ていたり」
「口を開けたまま食事をしたり」「飲み込む時に舌を出す」動きをすることを
舌癖(ぜつへき)と言います。

歯並びは、外側の唇や頬の筋肉と、内側の舌の筋肉との圧力のバランスによって
正しい位置を保っています。

舌の動きや位置が正しくない状態にあると
口腔機能(噛む、飲み込む、話す、呼吸、表情など)が正常に機能せず、
咬み合わせがずれていき、歯並びが悪くなります。(不正咬合)

外側の唇や頬の筋肉と、内側の舌の筋肉との
圧力のバランスが悪い状態

口腔筋機能療法(MFT)にて
正常なバランスに戻した状

小児矯正について

第一期治療

【年齢】約9〜12歳の間【期間】約1〜3年

小児矯正(第一期治療9〜12歳くらいまで)とは、
乳歯と永久歯が混在する時期のお子さまを対象とした治療となります。
この時期のお子さまは、身体自体が成長発育している時期ですので、上下の顎のバランスを整えやすいのが特徴です。
拡大装置を使用しする事で、永久歯がきれいに生え揃うよう、あごの成長を見ながら歯を動かす矯正治療です。

小児矯正の装置(床矯正・拡大装置)の種類と使用方法

小児矯正「上顎の装置」

ハイラックス(急速拡大装置)

ねじを回すことによって
上顎の成長(側方、前方)を促進させるものです。

小児矯正「下顎の装置」

リンガルアーチ

歯の裏側にワイヤーを沿わせ、歯列を拡大したり、
個々の歯を動かしたりすることを目的としています。

第二期治療

【年齢】約12〜18歳の間【期間】約2年

小児矯正(第二期治療12〜18歳くらいまで)とは、
永久歯に生え揃ったお子さま、主に中学生から高校生のお子さまが対象の矯正治療です。
永久歯に生え揃った方が対象ということは、
大人の方の矯正治療と同じということです。
第二期治療ではワイヤーとブラケットを使用し、
歯並び、噛み合わせ、見た目の美しさを
総合的にバランスのとれた歯列に整えていきます。

第二期治療の装置

クリアブラケット

目立ちにくい透明のブラケットを使用した矯正装置です。ワイヤーが白いものなどもございます。