入れ歯

(総義歯・部分入れ歯・注意事項など)

入れ歯

歯を失うのは悲しいことですが、一度失ってしまった歯が元に戻ることはありません。
歯が無いと食べ物が噛めないだけでなく、うまく話せなかったりいろいろな問題がでてきます。
また、入れ歯には残っている歯と歯茎を守る役割もあります。入れ歯と上手につきあって楽しい食生活を送りましょう。

入れ歯の種類

レジン床義歯

レジン床義歯

保険適用の入れ歯で比較的安価に作ることが出来ます。他の入れ歯と比べると分厚く話づらさや、違和感を感じることがあります。床はプラスチックで歯が残っている場合は金属のバネで維持・安定をはかります。費用:歯の状況によって金額の幅は有りますが、約5,000円〜20,000円程度(片額)

金属床義歯

金属床義歯

保険適用外なので費用がかかりますが、強度があるため壊れにくく歪みません。薄いため、違和感も少なく食べ物の温度も良く伝わるため、レジン床と比べておいしく食事を食べることができます。費用:上顎30万円~ 下顎30万円〜

金属床義歯
ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

弾力性があり自然な装着感です。金属のバネを使用しないので、見た目も自然です。費用:一本約6万円〜

入れ歯が出来るまで

①歯ぐきの型をとり、模型を作ります。

①歯ぐきの型をとり、模型を作ります。

②咬合床を作ります

②咬合床を作ります

②咬合床を作ります
③噛み合わせを決めます

③噛み合わせを決めます

④入れ歯の設計

④入れ歯の設計

④入れ歯の設計
⑤試作の入れ歯を製作します

⑤試作の入れ歯を製作します

⑥試作の入れ歯の試適(適合を確認)

⑥試作の入れ歯の試適(適合を確認)

⑥試作の入れ歯の試適(適合を確認)
⑦最終完成品の入れ歯の装着

⑦最終完成品の入れ歯の装着

⑧最終調整

⑧最終調整

ここまでに4・5回程度来院して頂きます。

⑧最終調整

入れ歯が出来るまでの注意事項

食事をされる時は、以前の入れ歯が使用可能な場合は、ご使用ください。難しい場合は、柔らかい食べ物など、歯茎に負担がないものでお食事をしてください。

入れ歯をご利用の方へ

入れ歯をはめる前に

入れ歯をはめる前に

入れ歯をはめる時は一度濡らしてください。
初めて入れ歯を使い始める時は、鏡を見ながらはめたりはずしたりの練習をするようにしましょう。

大切なのは慣れと練習です

大切なのは慣れと練習です

初めての入れ歯は唾液が出やすくなったり、話しにくかったり、熱や味に鈍感になったりしますが、数日でだんだん慣れてきます。
始めは柔らかい物や小さい物をゆっくり噛むようにしてください。
強い力で噛むので歯茎が傷つくことがあります。
痛みなどがある場合はご来院ください。

大切なのは慣れと練習です
入れ歯を破損しないように気をつけましょう

入れ歯を破損しないように気をつけましょう

自分で調節しないでください。
入れ歯が合わないと思ったら医師にご相談ください。
硬いものの上に落としたり、
熱湯や火に近づけない用にしてください。

寝るときの入れ歯の保管

寝るときの入れ歯の保管

寝る時は入れ歯を外し乾燥による変形を防ぐ為に洗浄液が水にいれておいてください。
就寝中に入れ歯を外すことで歯茎やあごを休ませ、誤飲の防止にもなります。

寝るときの入れ歯の保管
定期検診を受けましょう

定期検診を受けましょう

歯茎が痩せたり、口腔内の環境の変化で入れ歯が合わなくなることがあります。
違和感を感じたら我慢せずにご来院ください。
異常を感じなくても半年〜1年に1回は検診を受けるようにしましょう。
定期的なメンテナンスで、残っている歯を守り、入れ歯を長持ちさせることができます。

入れ歯のお手入れ

入れ歯のお手入れが不十分だと義歯性の口内炎や口臭の原因になります。
毎食後、入れ歯を外してお掃除し、1日1度は入れ歯洗浄剤で殺菌をするようにしましょう。